非核三原則の見直しについて

年内に公表される安保三文書で、非核三原則が見直されるのではないかと言われている。そもそも非核三原則とはなぜ作られたのか。その原点に立ち返り、見直しの必要性を検討してみたい。
野村修也 2026.08.21
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 8月6日、広島で行われた平和記念式典。高市総理は、「我が国は非核三原則を堅持しており、唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界の実現に向けた努力をたゆまず続けていく使命を担っている」と述べた。この発言については、歴代総理が、「非核三原則を堅持しつつ」とか「堅持しながら」などと将来も含めた表現を使っていたのに対し、現状の認識に留まったと論評されている。そして、その理由について、年内に公表される予定の新しい安保三文書の中で、非核三原則を改訂するつもりなのではないかと報じられている。

 では、そもそも非核三原則とは、どのようなものなのだろうか。

 非核三原則とは、核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」といった3つの原則で、1967年12月に当時の佐藤栄作総理が国会で表明したものである。では、なぜ佐藤元総理は、この時、非核三原則を政府の方針として公表したのか。

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