北方領土は日本固有の領土である

歌手の加藤登紀子さんが、コメンテーターとして出演していたテレビ番組で、ロシアが北方領土を領有しているといった誤った認識を公言した。こうした認識が広がらないためにも、北方領土が日本固有の領土であることを確認しておきたい。
野村修也 2026.08.23
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 8月13日、ロシアのプーチン大統領は北方四島の1つである択捉島を訪問した。高市総理と茂木外相が強く抗議したのに対し、ロシアは、武藤顕大使をロシア外務省に呼んで反論。20日には、北方領土周辺のオホーツク海などでミサイル発射実験を実施した。

 ロシアの最高指導者が北方領土を訪問するのは、2010年に当時のメドベージェフ大統領が国後島を訪れて以来2人目。これを受けて、高市総理は「今回の訪問は日本国内の対ロ感情を一層厳しくし、中長期的な関係回復を困難にした」と強く抗議した。また、茂木外務大臣も「択捉島を含む北方四島は、歴史的にも国際法上も我が国固有の領土であり強く抗議する」とコメントした。さらにアメリカ国務省の報道担当官は13日、日本の報道機関の取材に対し「アメリカ政府は長らく北方領土に対する日本の主権を認めている」とした上で「インド太平洋地域の平和と安定を損なおうとするいかなる行動にも抗議する」と述べた。

 しかし、日本政府の対応を2010年の時と比べてみた場合、当時行った駐露大使の一時帰国のような強い姿勢は、今のところ示していない。

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